法人概要

理事長ご挨拶

 児童養護施設「野の花の家」は、1981年に「アジアの子も日本の子も共に住める家創り」を通して、偏見の無い広い視野を持つ子どもを育てたいと考えて、まず当時インドシナ難民として日本に上陸したベトナム人・ラオス人の家族のいない子どもたちを自宅に預かって、共に住み始めたところから始まりました。
 1985年に「野の花の家」を開設後は、「野の花の家」でも何人ものアジアやアフリカ系の子どもたちが一緒に暮らしましたが、その後は徐々に外国籍の子どもたちの数は減り、今では時々入所がある程度です。しかし次(1991年)に開設したDV被害を受けたアジア人女性と子どもたちのシェルター(現在は母子生活支援施設)「FAHこすもす」では、今でも入所者の70~80%は外国籍の母子です。
 国籍を問わず、困難に陥っている人たちに手を差し伸べて同じ基盤で生活を共にすることは、私たちにとっても居ながらにして異国の文化に触れることのできる良いチャンスだと捉えています。そのため外国の方々との交流や支援プログラムを多く設けて、交流や学習の機会としてきました。

 社会福祉法人設立以来、この他にその時々の必要に応じて、児童家庭支援センター、学童保育、自立援助ホーム、児童発達支援事業所を開設し、小さいながらも内容の充実した施設を目指して運営してきました。
 現在、虐待やDVといった家庭内暴力によって居場所を失う子どもたちや母子の増える状況の中で、私たちの役割は増大していますが、地域や関係機関の多くの方々が力を合わせて、彼らが心豊かに生きる為に力になることが大切で、私どももその仲間の一つだと考えています。どんな世界・社会情勢の中にあっても、各々の場所で、困窮している子どもや家族を支え共に歩む人々の群れが増える事を切望しています。

沿革

昭和59年5月 社会福祉法人一粒会設立
昭和60年4月 野の花の家開園
平成元年4月 ホームステイ制度開始
平成3年4月 FAHこすもす開設
平成11年12月 御下賜金をいただく
平成15年4月 紙ひこうき開設
平成16年4月 ファミリーセンターヴィオラ開設
平成17年10月 子育短期支援事業開始
平成19年4月 花咲の家開設
平成22年11月 育み開設
平成26年4月 小規模化を実施
平成27年10月 結・坂梨ホーム開設

財務情報

 社会福祉法人の財務諸表等電子開示システムにて公開しています。

諸規定等

 *役員名簿

アクセス

【所在地】
 〒292-0201 千葉県木更津市真里谷1880-5

【電車の場合】
 JR久留里線馬来田駅より約2㎞ 徒歩25分

【自動車の場合】
 (館山道)
  ・姉ヶ崎袖ヶ浦ICより410号を通り約20分
  ・木更津北ICより409号を通り約15分
 (圏央道)
  ・木更津東ICより約5分

【高速バスの場合】
 JR千葉駅より高速バス「カピーナ号」で約50分
 馬来田駅下車

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